オンラインPRG「ファイナルファンタジー11」は止められない魅力を持つソフト。2002年5月の発売直後からプレーしていますが、フレンドができると義理人情が生まれて簡単には抜けられなくなるというオンラインゲームの特性に加え、バージョンアップのたびに新要素が加わり、飽きさせません。FF11の後にも様々なオンラインゲームが登場しているにもかかわらず、結局これに戻ってしまうのは、それだけ完成度が高いということでしょう。
最近追加されたのが、裏世界「デュナミス」。表の世界では平和な街であった場所が、ここでは一転して多数の凶悪な敵が支配するエリアと化しています。高レベル者が集団で戦闘する特殊なフィールドです。
日曜に、このデュナミス突入作戦に参加しました。4つのリンクシェル(ユーザーグループ)から約60人が集結。これだけの人数が一つの計画を混乱なく進めようとするのは大変なこと。前夜に約3時間(!)をかけた作戦会議まで開き、当日も朝10時の集合からさらに1時間の綿密なうち合わせがありました。自分は回復を主な役目とする白魔道士なので、死亡した前線兵士をレイズという魔法で復活させる蘇生班に組み込まれました。いわゆる衛生兵。
そして突入。昼でも薄暗い裏世界に目だけ怪しく光る敵が待ち受けます。主宰者が総指揮官となり、各部隊に前線の移動と突撃、拠点確保などを指示していきます。従来、FFで集団戦闘といえば最大18人のアライアンスが限度で、60人による大規模戦闘は初体験。時間が制限されている上、一つ間違えれば全滅という緊張感の中で、それぞれの部隊が作戦を遂行していくスリルと興奮が味わえました。なんだか別のゲームみたいです。
作戦は途中までは順調に進んだものの、エリア中央の激戦区で予想以上の敵の反撃に遭い、ほぼ全滅という結末に。参加費は高く(ゲーム中のお金ですが)獲得できたアイテムもイマイチと、結果を見れば不満はありますが、面白い体験でした。
昨年の東京ゲームショウ会場でスクウェア開発リーダーの田中プロデューサーと少しだけ話ができたのですが、そのころ発表されたばかりの裏世界については「実は前から用意はしてあったんですよ」と語っていました。発売後2年経っても、まだ新たな仕掛けをユーザーに披露できる。これだけの工夫をあらかじめ準備して開発しているというのは、やはり驚かされます。
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