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2004年12月14日 (火)

デジタルハリウッド大学

デジタルコンテンツ・クリエイタースクールとして知られるデジハリは、去年春から従来のスクールに加えて大学院大学も運営している。これは「構造改革特区」という規制改革の流れで出てきた制度を利用したもので、これまではありえなかった「株式会社立大学」だ。このほか司法試験対策で知られるLEC(レック)も大学を設立している(自分は法学部出身で、レックには一時通ったことがある。懐かしいなぁ)。

さて、そのデジハリはさらに来春にもデジハリ大学として学部を新設する計画。これに対して文科省の審議会は様々な注文を付けている。株式会社の大学がちゃんと学校運営をやっているか心配ということらしい。たとえば英語教育を100人規模の教室でやって大丈夫なのか等々、細かな点を挙げて改善を促している。

今回、そういった株式会社の大学の問題点について番組にすることになり、先日、デジハリに久々にお邪魔して杉山学長にインタビューしてきた。さすが杉山さん、きちんとした持論をお持ちで、文科省の形式論的な指摘が空しくなるような正論をお話いただいた。もっとも、杉山さんとしては株式会社立大学として教育界に旋風を起こすような考えはなく、そういった文脈で取り上げられるのは本意ではないとのこと。数年前にシーグラフの現地取材でお世話になって以来だったが、相変わらずお元気そうで何よりでした。

個人的には、企業のニーズに直結した大学として、デジハリが送り出す卒業生がデジタルコンテンツ業界で活躍するのは楽しみだし、きっとまた新たな才能が出てくるのではないかと期待している。実利ではない学問ももちろん大切だが、いろんな選択肢があることは良いことだ。
難しい問題もいろいろあるので、番組中でどれほど盛り込めるかはわからないけれど、例によって放送予定を宣伝します。

 G+スポーツ&ニュース 読売ニュースナビ「株式会社の大学 経営安定の条件」(20分)
★初回放送 12月16日(木)午後10時~ 再放送 翌17日(金)午前10時~など3回。

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2004年12月 1日 (水)

CCCD徹底総括

いやぁ、いい記事です。素晴らしい。ズバリ問題点を整理して指摘しています。こういう記事を書かないといけませんねぇ・・・。

asahi.com : ネット最前線 : ASAHIパソコン NEWS コピーコントロールCDを徹底的に総括する  ファンとアーティストを傷つけ、法制度面でも問題山積

それにしてもこの期に及んでなおもCCCD推進を進めるというレコード会社や、CCCD撤退の動きを批判してみせた某業界団体には、あきれてしまいます。
著作権保護が無条件にいいことだと思っている規制強化・罰則強化論者には、ぜひともローレンス・レッシグ先生の本を精読してもらいたいもんです。

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2004年11月18日 (木)

アップル、日本で音楽配信?

米アップル、日本で音楽配信・来春メドに10万曲(NIKKEI NET)
 日経によると米アップルコンピュータが来年3月をメドに日本でも音楽のネット配信サービスを始めるそうです。ただ、これから日本のレコード各社と交渉に入るという書き方。レコード会社との協議がまとまらないと開始時期も決まらないと思うのですが。見切りで始めちゃうというのであれば、それはそれで面白い動きになるでしょうけれど。また、iTunes Music Storeにおけるアップルのゆるやかな著作権管理方法が、日本と海外で同じ水準が保てるのかどうかが問題です。日本でだけコピー制限が厳しくなるようだと、サービス開始の意味も薄くなってしまいます。
 アップルが ITMS Japanをいずれ始めるつもりだというのは、前から言われていることです。あとはアップルが正式に発表できる状況が実際に整うのはいつなのかという問題なのです。
 そういう意味ではこれは少し先走っちゃった記事かもしれません。アップルは何も正式に発表していませんから。しかし、この話は実現して欲しいですね。ユーザーが不利益を被るばかりの日本の音楽市場は、今のところアップルにしか変えられないような気がします。

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2004年9月 3日 (金)

やっぱり危ないETC

仕事で車で移動する時は助手席に座ることが多いのですが、高速道で前から怖かったのがETC(自動料金収受システム)のゲート。プロの運転手さんはスピードを上げたままゲートに突進する人が多いのです。あの遮断機って、パタンと上がるタイミングがかなりギリギリで、いつも窓ガラスに激突するのでは、と冷や冷やします。
こうした懸念がそんなに的はずれでないことがわかりました。
ETC事故、4年で2000件…バー開かず・人身も(読売)

バーが開かないトラブルも、今年1月から7月までの間、1か月あたり4000件前後発生したが、国交省ではETCの1か月当たりの総交通量は約5000万台あるとして、「事故やトラブルの発生率はきわめて低い」としている。
発生率は低いというけれど、そもそもそんなトラブルはあってはいけないのでは・・・。前からこのシステムの信頼性には疑問の声もあったようで、例えば「サイゾー」が特集を載せてますね。
スムーズに使えれば便利なシステムのはずなんですが。導入時の初期費用の高さといい、普及のためにも精度を上げるなど一層の改善を期待したいところです。とりあえず、今後はゲートにはゆっくり入るようお願いすることにします・・・。

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2004年7月 6日 (火)

会って仰天、出血

中国の大学生が、2年のネット恋愛を経て相手とオフで会ってみたら、想像以上に美人なのに仰天して倒れ、あやうく死にかけたそうな。
ネット恋愛:初対面、美しさに感激しショック性内出血(MSN-Mainichi INTERACTIVE)
たぶん会うまでドキドキ興奮状態で、予想外の感激で一気に限度を超えちゃったんでしょうねぇ。その時、この美女がどうしたか、は記事には書かれていません。2人がどうなったかも気になりますねぇ。いつも新聞記事は肝心なことが書いていない、と村上春樹さんがエッセイで書いていたのを思い出しました(笑)
自分の似たような思いがけない出会いといえば、FF11のリンクシェルのオフ会で、上品なイメージの女性キャラのプレーヤーが、実はパパイヤ鈴木に似た男性だったのにびっくりしたぐらいかなぁ。

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2004年7月 5日 (月)

大食い・早食いは危ない

ホットドッグの早食い競争で今年も日本人が優勝したそうな。しかし、大食い・早食いは死の危険すらあることを、この人は知っているんでしょうか?
テレビ番組でも時々、安易な大食い選手権的な企画を目にしますが、本当にヤバイと思う。今ネット上で確実なソースが見つからなくて歯がゆいのですが、以前聞いた話では、人間の胃はある程度まで詰め込むとその後は感覚がマヒしていくらでも詰め込むことが可能だそうです。しかし、いい気になって食べ続けていると、限界にきた時に突然破裂してしまうとか。これは食べる量による危険ですね。
もう一つ、食べる早さによる危険があります。早食いは、誤嚥事故、つまり食べ物を飲み込む時に誤って気管に詰まらせる事故を起こす原因にもなるとのこと。マイケル・ムーア監督がブッシュをからかう時にもよくネタにしている、大統領のプレッツェル誤飲事故のような例もあるように、意外と飲み込む動作っていうのは危ない。実際に、給食のパンで早食い競争をした中学生が死亡した悲劇も起こっているのです。
ファストフードもあんまり売れなくなって、時代はスローライフ、スローフードらしいですし、食べ物はゆっくり、適量がいいですよね。と言いつつも、自分は毎日、昼飯はコンビニのサンドイッチを慌ただしくパクついていたりするわけですが・・・。
(ダイエットのためなんですけどねー)

※ブログでもこのニュースに感想多いみたいだけど、みなさん好意的ですねえ。

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2004年6月 1日 (火)

Winny開発者起訴

31日に起訴されました。メモ代わりに関連ニュースを列挙しておきます。

「ほう助の意図明白」 Winny東大助手起訴、京都地検が会見(京都新聞)
「98%が違法利用」と京都地検 Winny事件被告起訴(京都新聞) ※提示されている問題点をコンパクトにまとめていていい記事です。
[仮想の王国・ウィニー事件の深層]/下 /京都(毎日新聞) ※京都府警内部でも意見が割れていること、法務省の強い後押しがあったことが指摘されています。「一罰百戒」、利用者への警告という逮捕の狙いからすれば、たとえ無罪になっても府警としては目的を達成したということになるのでしょう。

起訴猶予でうやむやになるよりは、法廷でしっかり議論されることになって良かったのでは、という弁護士さんの意見もあります。ただ、ネットでも公開されている正犯の審理の様子などを見ると、本当に法廷できちんとした検証が行われるのか、不安な部分もあるのですが・・・。

こんなニュースもありました。
「ウィニー」で捜査資料流出、19歳会社員が提訴

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2004年5月28日 (金)

BBCがクリエイティブ・コモンズ採用

CNETによると、BBCがテレビ番組のアーカイブをネットで公開することを決め、その際にクリエイティブ・コモンズを採用する方針だそうです。
コモンズは理念先行でなかなか具体的な動きになりにくい、という話を関係者から聞いたばかりだったので、このニュースにはびっくりしました。英国の著作権法は、コモンズの活動とうまく合致するんでしょうか。
過去に放映したテレビ番組をネットで公開し、保有するテレビ番組を、「ユーザーがダウンロード/配付/修正できるようにする」そうです。修正・配布も!?
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BBCの正式なニュースリリースがありました。非商用に限るという条件付きながらダウンロード・共有などを認める、とありますね。公開するプロジェクト「The BBC Creative Archive」自体は今年秋に始めるそうな。思い切ったことをしますねー。

HSKIさんなどブログでも関連発言がありました。

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2004年5月27日 (木)

Winny開発者逮捕の論点4

メモ代わりに本日もWinny関連情報追加します。

はてなダイアリー - 高木浩光@茨城県つくば市 の日記
プライバシー侵害に使われた場合、現状回復がほぼ不可能と指摘。例としてプライバシー侵害目的で撮影された映像がウィニーで流されるようなケースを挙げています。

うーん。多くの論点がありますが、少なくとも削除機能についてのコメントには首をかしげます。確かに流された個人情報は回復が不可能ですが、それはP2Pやウィニーに固有の現象でしょうか?どんな方法であれ、いったんネットに公開されてしまった情報は回復できないのでは?しかも、たとえそれが即刻削除されたとしても、外部にキャッシュなどで残れば完全に消し去ることはできないはず。そういう意味では、仮にウィニーに削除機能があったとしても結果は同じように思えます。USENETを削除機能がある例として挙げてますが、それこそニュースグループはWAREZなど怪しいデータの巣窟では・・・。ウィニーがほかと違うとすれば、共有環境の効率の良さやデータ検索の容易さが際立っているということ、そして匿名性の問題ぐらいなのではないかと(その匿名性も不完全だからこそ逮捕者が出ているわけで・・・)。情報発信者の匿名性確保の必要についても映像とテキストを別扱いするなど、どうも疑問の多い意見です。

・InternetWatchのインターネット事件簿は、この高木氏の意見を紹介すると共に、ウイルスによる情報漏洩の例などを挙げています。

この記事は、ウィニー自体と、ウィニー利用者を対象としたウイルスAntinnyの問題が一緒にされちゃった。『2ちゃんねるのような「削除依頼板」もない』などと書いてありますが、それはウィニーがサーバーを持たない以上どうしようもない。(2ちゃんねるだって削除依頼に本当に対応してるの?)
もともとインターネットは中央集権型ではなく分散型で、全体の管理者を要しないのが本質的な特徴であるはず。その特性を端的に表現してみせたのがウィニーだったとすれば、今さらP2Pネットワークに管理者がいないことを強調することに、どんな意味があるのやら。それは、突き詰めればインターネットを否定することになるのでは。(否定したいのかなぁ?)

・京都新聞では連載を始めたようです。winnyの衝撃(1)罪に問われた利用者 何でも「ただ」夢の世界

ウィニー利用で逮捕された少年の供述や利用状況が記されています。ウィニーの利用実態は確かにこういうものでしょう。この現実は直視しないといけません。

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2004年5月26日 (水)

Winny開発者逮捕の論点3

自分用ですが、ウィニー問題の関係情報をさらに追加しておきます。

・弁護士団とも連携した支援する会のウェブサイトができています。「5月25日午前現在の支援金総計は、13,145,386円となっております」とのこと。

・知的財産の共有という問題をめぐっては、今さらながらローレンス・レッシグ教授の書籍やインタビュー、関連記事を読んでいます。ジェファソンの抱いていた理想を現代の状況に合わせてどう取り戻すか。鋭い指摘の数々に感心するばかりです。「コモンズ」の副題など、ズバリ「ネット上の所有権強化は技術革新を殺す」。もっと早く読んでおくべきでした。

・今回のウィニー事件直後に朝日新聞がウェブサイトですぐにレッシグ教授のインタビューを掲載したのはさすがでした。

・レッシグ教授のインタビューとしてはオンライン書店のbk1のものが内容的には面白い。SONYのCCCD採用についての指摘が痛快です。

・CNETの森氏の論文も参考になります。村井純氏が日本でインターネットを始めた当時、電話回線の規制の中でずいぶん格闘をされたという話を思い出しました。新しい技術や動きというのはそれが革新的であるほど既存のシステムと衝突することがあり得るわけで、そういう局面ですぐに警察のような裸の権力が登場してきちゃうというのはどうも乱暴な気がします。一方で、著作物をつくる側のインセンティブは確保しなければならないのは言うまでもないわけで。この問題の根本解決は、一警察当局や刑事裁判の審理では到底無理な気がします。森さんのいうような議論の場というのも、実現は難しいでしょうけれど・・・。
当面は、開発者逮捕の妥当性や、ほう助の概念が焦点でしょうか。
Winny事件という誤謬の原点(森祐治氏) - CNET Japan

現在の価値観や秩序によって塗りつぶされた世界では、既存の仕組みを破壊することでしか、利用者の真の需要を満たすサービスは生まれない。そのため、既存の仕組みの破壊のプロセスは、時として違法であると判断されかねないこともあるに違いない。だが、変化は避けられない。だからこそ、ここをクリアにしない限り、「幇助」の部分が拡大解釈される危険性がある。

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2004年5月12日 (水)

インドの電子投票

インド総選挙の投票が終わり、今週末に開票が行われます。インドの有権者数は6億7千万人で、民主選挙としては世界最大。これが数回に分けて投票をしたわけですが、なんと100万台の投票機を使った電子投票で行われました。Mikasa Techlogさんも指摘しているように、日本では電子投票の実績は極めて限定されていて、この点でインドは日本より進んでいると言えるでしょう。

ちょっと自分用のメモとして関連記事などを挙げておきます。
インドの電子政府「投票用紙などは、14言語、9種類の文字で印刷されなければならず、従来はこれを全て人力で開票、集計していたが、1998年の選挙から電子投票システムが導入されるようになった」
インド選挙管理委員会 電子投票機の写真あり。
世界初の大規模電子投票となる、インド総選挙(Wired/AP) 「電子投票システムは環境に優しいという利点もあると主張する。過去の総選挙では、投票用紙を印刷するために、約1600万本の樹木から作られた8000トン以上もの紙が使用された」

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2004年5月11日 (火)

Winny開発者逮捕の論点2

前回のメモ書きではジェファーソンまで挙げてしまいましたが、要は著作権それ自体についてもパブリックドメインという考え方があり、ネット時代だからこそ再度この思想が意味を持ってきている、という側面も指摘しておきたかったのでした。

※追記:同じ文脈の思想としてレッシグ教授の提唱する「クリエイティブ・コモンズ」があります。今回の事件を機に改めて注目されそうです。(Wiredの特集

さて、Winny摘発が守ろうとしている保護法益とは、大量に違法コピーとして出回ることになった音楽や映像などの著作権ということでしょうか。しかし、Winnyが普及し、摘発を受けるほどの脅威となった背景には、現在の音楽CD、DVDなどのソフトがあまりに高価であることが挙げられるでしょう(東浩紀氏も高額さについて指摘されてます)。デフレ時代というのに昔より高いCD、安くなってきたとはいえ、それでも通常1枚5000円はするDVD(それでもぼくは月3枚以上CDやDVDを購入していますが!)。おまけに、音楽CDでは中途半端な保護技術を施したCCCDが増えて音質が劣化し、ユーザーの使い勝手が一方的に悪くなっている。ネット時代というのに、本格的に「使える」ネット有料配信サービスはいまだに登場していません(既存のものは使い勝手が今ひとつ・・・)。アップルのiTunesのような有望なものは日本ではなかなかサービスが始まらない。おまけに、著作権法改正により洋楽の輸入CDが規制される可能性さえ出てきました。レコード会社など産業側は、価格を下げる努力、ネットでの利便性に目覚めたユーザーをも惹きつける流通方法について、もっと真剣に検討し取り組んで欲しいものです。

逮捕の妥当性を巡り多くの疑問も指摘される中、当の容疑者氏は容疑を認める供述をしているようです。確信犯ということでしょうか。この点については極東ブログさんが「新しいFreenetの現実から、新しい著作権を歴史に強引に受胎させようとした」と容疑者氏を「賞賛」しつつ興味深い分析をしています。こうした容疑者の考え方はサイバーテロ的手法として批判の対象にもなる部分でしょう。いずれにしても容疑を争わないとすれば略式起訴・罰金で早期終結という展開になる可能性もありそうです。

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2004年5月10日 (月)

Winny開発者逮捕の論点

ピアツーピア(P2P)によるファイル共有ソフト「Winny」の開発者が逮捕されました。様々な論点を含む事件です。自分用のメモも兼ねて論点をザッとまとめておきます。整理できていませんが。

★著作権について
ブログでも様々な意見が見られましたが、例えばHSKI'sさんは「著作権は侵害しないのが正論」とされています。まさに正論ですが、ただ著作権自体についても、ここで再度考える必要はあるかもしれません。
この問題で鋭い指摘をしていたのが、2年前のNHKスペシャル「変革の世紀 ”知”は誰のものか ~インターネット時代の大論争~」(2002年7月14日放送)です。アメリカ合衆国憲法成立にかかわったトマス・ジェファーソンは「知識はみなで共有すべきものであり、すべての人が自由に使ってこそ文化や化学の進歩につながる」と訴えました。この知識の共有財産という考え方が「パブリックドメイン」。ジェファーソンは当初の著作権法で著作権期間を14年とするのに最後まで悩んだそうです。しかしその後、産業育成・国策として著作権保護が強化され、米国ではほぼ一世紀に及ぶまでに期間が延長されました。しかしネット時代を迎え、著作権自体が見直されるべき、という主張が生まれます。番組中では、開発用のプログラムをネットで公開して発展したリナックスの例を挙げ、パブリックドメインとインターネットを結びつければ高い創造性が生まれる可能性を指摘していました。

★違法コピー流通の実情
ただし、今回の事件はこうした理想論を展開するのがためらわれるような暗部も抱えています。2チャンネルのユーザーが違法なファイルも交換することを意図したような、開発者によると見られる掲示板への書き込み。そして実際に利用者が共有していたのは、「映画や音楽などの複製物や児童ポルノといった違法なものがほとんどだったのが実情」(ITMedia)という点です。この点から逮捕を「歓迎」する声も少なくないようです。
かつて自分も関係者を取材した「FLマスク・リンク事件」を思い出します。ソフトの開発者も違法になるのか、またリンク自体が違法なのか等の重要な論点を含む事件でした。しかし、アダルト画像を修正するソフト、という印象ばかりが先行、しかも開発者とユーザー間のメールのやりとりが幇助罪についての認定で重視され、本質的な議論が十分されないまま有罪判決が出てしまいました。

★新技術・ソフト開発それ自体が罪になり得るとすれば。
今回の事件では「P2Pの芽が摘まれてしまう」という声(ITMedia)など、P2Pという技術の将来への悪影響が懸念されています。また、ファイル共有機能を持つソフトはこのほかにもメジャーなものを含め多数ありますし、極論としては、ウィンドウズやマックOSXといったOS自体がファイル共有の機能を持っています。ファイル共有が罪になるとしたら、マイクロソフトやアップルも罪になる?また、データ共有がいけないなら、インターネットそのものが否定されるのでは?という声もあります。この点について、今回は発信源特定が難しいWinnyの特徴が問題視された面もありますが、そうすると匿名性確保が罪なのか?ということも検討されないといけないでしょう。
コンピュータソフトウェア著作権協会(ACCS)は今回の摘発について「P2Pは重要な技術だが権利侵害を防止する措置を講じることなく応用すれば、悪用されることは明らか。開発・配布者にも一定の責任が生じる」とするコメントを発表しました。「権利侵害を防止する措置」というのは実現可能なのでしょうか。

例えば、このブログを見てもわかるように、インターネットは新技術・ツールの登場を繰り返して活性化し、発展してきました。今回の摘発がそうした新技術開発の意欲にブレーキをかけてしまわないか。そういう懸念はあります。

※このほか参考文献
・小倉弁護士「Winnyは『中立的な道具』」(ITMedia)
・容疑者の供述「自分がやったことと法の考えがぶつかってしまったので逮捕は仕方がない」(日テレ)
・ほぼ日刊イトイ新聞・留守番番長「知的財産は、使うためにある。」
・ジェトロ「電子商取引の法的課題」 「人々の倫理上のそして相互の理解、さらに環境の改善の為、アイデアは全世界の人々の間に自由に飛び交うべきである。」トマス・ジェファーソン
※上記NHK番組を見た視聴者の反応例
・G-ZONE「パブリックドメイン」
ミッキーマウス保護法と呼ばれる法律

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2004年4月22日 (木)

牛丼復活を阻むもの

米国の民間業者がせっかく日本の要求する厳しい全頭検査に対応しようとしているのに、コストのかかる全頭検査をしたくない圧力団体と米政府により妨害されているという話。
BSEの民間全頭検査、米国内で大論争に
もともと全頭検査もしないでリスクの残る肉を日本に売りつけようとする米政府の姿勢には批判が聞かれますが、高い投資をして検査機器を導入した業者の努力にまで水を差すというのは困ったもんです。ただ米国内での論争の結果、日本の要求する検査基準を実現する方向に展開していく可能性もありそう。
吉野家の豚丼も結構おいしいけど、やっぱり安くてうまい牛丼が食べたいですね。そういえば数年前のカリフォルニア出張時に現地の吉野屋で食べた牛丼もなかなかでしたが、安全面は果たして大丈夫だったんでしょうか・・・。


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2004年4月 8日 (木)

イラク邦人拘束関連

拘束された3人のうちの1人が書いた記事のようです。
メディア・イラク侵略の目的ってなんだったんだろう?~高校生が思う疑問~

戦地に自ら赴いたボランティア、そしてフリーランスのジャーナリストということですから、おそらくこうした事態の起こる可能性について覚悟はしていたとは思いますが・・・。

日本政府は「テロには屈しない」と撤退しない方針を表明。仮に撤退するという判断があったとしても3日では物理的に無理という話もあります。

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2004年4月 1日 (木)

海洋堂大博覧会

「海洋堂大博覧会」というのが4月12日まで新宿高島屋で開かれているそうです。きょう電車内の広告で発見してちょっと行きたいな~と思ってたらファミ通さんで関連記事が載ってました。

海洋堂大博覧展が開催された!(ファミ通.comさん展示会名違うよ・・・)

小さいフィギュアがずらっと並んでる感じで一つ一つ見るのが大変そう。物販コーナーがあるというのが気になりますねえ。結局一つも買えなかった村上隆氏のアートシリーズとか売ってないかな・・・。車内広告には会場限定版カタログを1500円で販売するみたいなことが書いてありました。時間ができたらのぞきに行こうかな。

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2004年3月29日 (月)

警察もWinnyウィルス被害

先日話題になったWinnyウイルスですが、警官も被害にあったようです。いろんな意味で恐ろしい。

捜査記録がネット流出(東京新聞)
「巡査は「Winny」などのファイル共有ソフトを使ったことがあるとみられ、パソコンを自宅でインターネット接続した際に、ウイルスなどに感染、ハードディスクにあった記録が流出した可能性があるという」
東京新聞の記事は、ちゃんとWinnyの名を挙げているところがえらい。

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2004年3月18日 (木)

テロ予告の朝

スペインのテロについて犯行声明を出したグループが、日本などにもテロ攻撃を予告した。小泉首相は「惑わされては行けない」などと記者団に述べた。
テロ予告のニュースを読んだ朝も、会社には出勤しなければならない。思えばオウムのテロ以来、ぼくのような都心への地下鉄通勤者は心のどこかで不測の事態に備えながら電車に乗っているのではないか。オウム事件は一応終わったはずなのに、テロの脅威はここにきて増すばかり。「暴力に屈してはいけない」という政府のコメントはもっともだが、テロに対する何か具体的な対応策は用意しているのだろうか。

ネットで地下鉄テロ対策を検索していたら、こんな文があった。ロシアのテロに関するもの。
Chechen Watch

モスクワの地下鉄に爆発物を持ち込むというのは困難な事でしょうか? 一般論として1キロの爆発物をモスクワの地下鉄構内に持ち込むと言うことは可能です。しかし、現実を踏まえて言うなら、爆発物を持って行動すると言うことは、その人間に非常な心理的緊張を強います。焼き上がったパンの入った袋を運ぶのは問題ないのですが、爆発を持ち歩くというのは大変なことなんです。とくに本人が爆発物と知っているとき、そして何時の瞬間にも職務質問され、所持品検査がある時にはです。とりわけ、今回の犯人がコーカサス系の容貌をした顔のカミカゼだとしたらです。

まあ本来関係ない文脈での話だが、日本での実行をアラブ系テロリストが考えた場合、地下鉄テロは結構難しいかもしれない、とこれを読んで思った。この時期、電車に中東系の客が乗ってきたら、日本人の中ではかなり目立つ。もし大きめのリュックなどを持っていたら?さらに要注意だろう。とにかく、鉄道警察隊の方々には、巡回を強化し、職務質問にも積極的にあたってもらいたい、と思う。

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2004年3月14日 (日)

秋葉原ビル火災の原因

ソフマップ、ヤマギワソフト館の出火原因報道に抗議

出火原因を「たこ足配線による過熱」などとした一部報道に対し、ソフマップ側が抗議したそうです。原因はまだ不明というのが公式発表とか。

いずれにしても、複数のPCやAV機器、ゲーム機などで部屋が埋まっているぼくのような人の家は、たこ足配線をなるべく避け、コードの周囲にホコリなどがたまっていないか、気をつけないといけないのは確かです。

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2004年2月17日 (火)

駅のコンセント使用で送検へ

Yahoo!ニュース

駅の電気、パソコンで無断拝借…会社員を書類送検へ
駅構内のコンセントでノートパソコンを約5分間使った男性会社員(25)を愛知県警が窃盗の疑いで事情聴取し、近く窃盗罪で書類送検するという。
これ、ついやってしまいそうで要注意ですね。出先でバッテリーがピンチになることは多いので、逆にお金を取っていいからモバイル用コンセント提供サービスとか充電サービス・コーナーを設置するなどして欲しいものです。コンセントが使えるネットカフェなどもまだごく少数ですし。

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2004年2月13日 (金)

今度は豚も?

ZAKZAK

世界保健機関(WHO)が豚から人間に感染するニパウイルスとみられる脳炎のため今年に入ってバングラデシュで42人の患者が発生、14人が死亡したと発表。

98年から確認されているウイルスだそうです。世界の食肉流通にどう影響するのかは、このニュースだけはわかりませんね。

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2004年2月12日 (木)

オフィスの電話は便座より不潔

CNN.co.jp - サイエンス

オフィスの机は細菌の巣くつと、便座より不潔?

米アリゾナ大学の学者が、オフィス内の電話機を調べた結果、トイレの便座よりも数百倍多い細菌数を確認したという。消毒用のウェットティッシュでまめにふくことが大事のようです。
パソコンしながらオフィスで食事することが増えた結果、机が細菌のえさだらけになっているのが原因とか。まずいなぁ・・・。

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2004年2月10日 (火)

牛丼食べ納め?

最後?吉野家の牛丼

今日で「食べ納め」…牛丼求めて吉野家に行列
http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20040210i204.htm

米がBSE調査を終了 大半の問題牛、所在特定できず
http://www.asahi.com/international/update/0210/006.html

吉野屋では、当面注文できなくなる牛丼に行列もできたとか。一方、米国は中途半端なまま調査を終了。その状態で日本に輸入再開を迫るとの見方もある。米国の農家のBSE対策はかなりずさんとの報道もあり、このままで日本が輸入を受け入れるわけにはいかないだろう。輸入されたとしても安全性に不安を抱えながらでは食べる気になれない。当面、牛丼ファンにはつらい展開が続きそう。
とりあえず代替品としてぼくのおすすめは、松屋の豚めしです。もしかしたら松屋のメニューとしては牛丼よりおいしいかも。ショウガやカルビたれ、七味などを適度にトッピングして、どうぞ。

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2004年2月 4日 (水)

京大研究員を不正アクセス禁止法違反で逮捕

■ACCSの個人情報漏えい問題、京大研究員を不正アクセス禁止法違反で逮捕http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/02/04/1985.html
ACCS運営サイトのCGIプログラムを利用してユーザーの個人情報を入手し、その後のイベントで情報の一部を発表したとのこと。
高いスキルを持つ人が、弱い部分を見つけて管理者に教えてあげるのは意義があるけれど、この人の場合見えちゃった情報や侵入法をイベントで発表しちゃったのがまずかったようです。
ただ、「不正アクセス」の意味があまり拡大してしまうと、セキュリティホール発見者が管理者に善意で警告することさえ避けるような空気を作ってしまうおそれはありますね。

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2004年2月 3日 (火)

FOMA「F900i」を発売

ブログ始めてみました。

■FOMA「F900i」を発売
http://www.nttdocomo.co.jp/new/contents/04/whatnew0203.html
指紋センサーってどれほどニーズがあるんでしょうねえ。

ドコモ携帯は沖縄など地方に行く時はどうしても必要になるので解約していませんが、通常はエアーエッジフォンを使っています。エアーエッジフォンは通話中切れやすい弱点はありますが、音声品質はいいし定額でネット使い放題。都市部で使う分には最強ケータイではないかと思います。

FOMAはだいぶ弱点が解消されてきたようですが、利用者の感想を伝え聞くと、まだまだの印象がぬぐえませんね。
ドコモはカメラや電子決済などの追加機能に夢中になる前に、音声通話の品質改善や、パケ代の負担軽減など、もっとやるべきことがあるのでは。P504を使っていた時は、あまりに会話が通じずに家族とケンカになってしまうこともたびたびでした。

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